■ 男性型脱毛症(AGA)
特に成人男性に多く見られる症状で、遺伝的背景や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
■ 円形脱毛症
主に頭髪が円形や不整形に脱毛が起こる症状で、脱毛部を拡大してみると、短い切れ毛や萎縮した毛が見られます。また、自己免疫機能の疾患が原因のひとつと考えられております。
■ 脂漏性脱毛症
皮脂の異常分泌、マラセチア菌の増殖による皮膚の炎症、フケやかゆみなどでの症状により脱毛を引き起こすと考えられています。
■ 抜毛症(ばつもうしょう)
正常に生えている毛髪を自分で抜いてしまうことで生ずる脱毛症です。主に3歳〜10歳程度の幼少期の児童に多いクセのようなもので、おもに心理的・精神的ストレスが原因と考えられております。自分で抜いてしまうため、脱毛部分は不規則な場合が多いようです。
■ 薬剤による脱毛
脱毛を誘発する薬剤の副作用として、(特に抗ガン剤、インターフェロンなど薬剤)起こる脱毛症です。また、極端に短期間で広範囲におよんで脱毛することがあります。
■ 感染症による脱毛
梅毒、ケルスス禿瘡、ヘルペスウイルスなどの感染症により脱毛することがあります。
■ 機械性脱毛症
長時間頭髪を強く引っ張られたり、圧迫したり、摩擦を起こしたり、物理的な力が加わることで発症する脱毛症のことです。ポニーテールのように長時間、髪を強く束ねたりすると起こり易いと考えられます。
■ 分娩後脱毛
出産後に2〜4ヵ月後に起こる脱毛症のことで、一時的に抜け毛が多くなったり、髪が細くなったりする症状です。主にホルモンバランスの崩れることが原因と考えられております。 |
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